最新の介護スタッフ情報まとめ
介護スタッフの求人と給与の相場
介護士や介護ヘルパーといった介護スタッフの仕事は求人数が非常に多い職業として有名です。
高齢化社会の中、介護サービスを必要とする人が増え続けており、介護スタッフの数が慢性的に不足しているというのがその理由です。
また、介護労働は離職率が高い分野だと有名になっており、就労し始めても人が定着しないというのも求人数が多い理由です。
離職率が高い原因としては長時間労働、ストレスフルな職場環境、複雑な人間関係などが挙げられます。
福祉施設側でも人材定着のため様々な施策を展開しているところです。
その一つが給与面でも改善です。
従来、介護労働は低収入の仕事と有名でした。
3Kなどと言われ、就労を忌避する考え方も少なくはありませんでした。
近年は国が法制度を改め、介護スタッフでもそれなりの所得を得られるよう手当面で優遇するよう是正がなされています。
介護スタッフの需要は増える一方ですので、この傾向は今後も続くと考えられます。
介護スタッフの求人と給与金額についての傾向
はじめに介護スタッフについて、資格や仕事の内容を説明します。
介護業務の資格と言えばホームヘルパーや福祉施設介護員です。
これは介護職員初任者研修や介護職員実務者研修を受講しなくてはりません。
次の段階は介護福祉士です、国家資格であり受験資格が必要になります。
資格を得て業務を行いながらステップアップして生活相談員の資格も取得できます。
さらに、ケアプランの作成など介護の周辺の調整役であるケアマネジャー(介護支援専門員)の受験資格も介護経験により得られます。
そして、頑張ることにより最終的に管理者の資格が得られます。
さてその介護資格で働くことによる報酬つまり金額ですが、介護職は大変な仕事の割には、給料が安いということが定番となっています。
このような状況から求人は多いですが離職率も高い傾向です。
しかし、今後の我が国の少子高齢化を勘案して介護職の給料金額は上昇傾向にあります。
資料によると、最近4年間で月額約2万円上昇しています。
その理由の一つが「介護職員処遇改善加算」という制度です。
簡単に言うと、介護スタッフの環境を整えたりしている取り組み認められた介護事業所にだけ、給料が上がる制度です。
現在介護スタッフとして働いている方も、今後目指している方もスキルアップのための研修やさらなる資格取得をして安定した業務に取り組んでいただきたいと思います。